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    アセビ (ツツジ科)・・・冬でも葉をつけている広葉樹  (平成29年1月16日)

 真冬の樹木園では、白色と黒色と茶色の世界であり、なかなか緑色を見つけられませんが探してみると緑色の葉を寒さに耐えながら付けたままの植物がいくつか見受けられます。
 その一つにアセビがあります。アセビは国内では宮城県が北限とされ、春になるとたわわに小さな可憐な白い花を房状に付け、あまり樹高が高くならないことから、公園等で植栽されます。見かけによらず全ての部位に有毒成分を含有しています。漢字で書くと馬酔木(難読漢字)と書き、馬が誤食すると酔った状態になったことからこの名前がついたようです。
 この寒さの中ですが、今春に向け、花芽がしっかりとたくさん付いていました。

""アセビ
平成28年11月中旬撮影 (撮影者:AKZ)
""アセビ
平成29年1月上旬撮影 (撮影者:AKZ)
""アセビ
平成29年1月上旬撮影 (撮影者:AKZ)
""アセビ
平成29年1月上旬撮影 (撮影者:AKZ)
岩手県林業技術センター